感情を顔に出さないという事はベトナム生活の中で重要な部分である。 殆どのベトナム人は悪いイメージを避ける為、感情を顔に出す事をを避けます。 いつも冷静さを保ち、騒々しい議論を避けるように心がけ 間違いをひどく否定したりして人々に恥をかかせるような行為は避けましょう。
注意:ベトナム人は愛情表現を公の場で示すことを嫌い、 男性と女性は他人の前であまりベタベタはしません。 愛情表示は最小限に抑え地元の人々の考えやマナーを尊重するようにしてください。
誰かの家に入る時はドアのすぐ外で靴を脱いでください。 ベトナムの家族は、祭壇を店や家に置いていて、一部の家は床においてあります。 床の祭壇を踏んだり、その周りを必要以上に歩き回ったりしないように注意しましょう。
神社に参拝する時、神殿を訪れる時は目立つような服は着ずに常に靴と帽子を脱ぐようにしましょう。靴は持ち歩いても問題ないが、履いて入る事は無いように注意しましょう。
注意:家族の家を訪れるときは、ビスケットやケーキ、果物、花、ソフトドリンクの箱を贈り物として持っていってください。決して黒い物など縁起が悪いものを連想するようなものは持ち込まないようにしましょう。最初に年配の方に挨拶して右手で握手をして下さい。そして皆への笑顔が大切です。
ベトナムにはたくさんの美しい写真の機会があり、ほとんどの人は写真を撮っても大丈夫ですが、プライバシーを尊重して撮る前に確認するようにして下さい。こうしたお互いを尊重し合う姿勢が何かあなたに良い機会・出会いに巡りあわせてくれるかもしれません。
ベトナムの都心部では若者が着ているようなモダンなファッションが流行っていますが、 都市心部中心から離れる郊外では殆どの人々はかなり伝統的で慎ましい服装をしています。 露出の高い服装はあまり好まれないので気を付けるようにしましょう。
滞在先のベトナム人の服装を見て出来る限りそれに合わせるようにしましょう。 旅行者は出来るだけ袖丈の短いものは避け、水着などはビーチや宿泊リゾートのみでの着用とするようにしましょう。 お互いが不快にならないよう気を付けるようにして下さい。
ベトナムでの食事は一つのお皿をみんな一緒に食べます。 おかずがそれぞれのお皿に盛られお米のお椀を受け皿として食事を行います。 食卓でお皿を渡す際には両手又は右手(左手ではない)で行い、 スープを食べる時は左手でスプーンを持って食べるようにしましょう。
お客様に食事を提供し、飲み物を継ぎ足し、料理の最も美味しい部分を提供する事が ホストのおもてなしとされています。 もし満腹でそれ以上食べられない場合などは丁寧に説明すれば問題ありません。 懇親会などでは、招待した人が請求書を支払うか、若しくは最も年上の人が支払いをするのが マナーとされています。
注意:ベトナムでのチップはガイドやスパ等で渡す事が多いが、レストランではあまり見かけません。レストランのサービスが非常に良いと思ったらチップをあげて構いませんがそれは強制ではありません。
ベトナムでは、「Excuse me」をあまり使わず、 代わりに「あなた」と親しみを込めて敬意を表す言葉が色々とあります。
話相手によって以下の敬称を使え分けられるようにしましょう
同年代など少し難しい場合は「bạn ơi!」(バン・オイ)と声を掛けて下さい。
ベトナムでは中指を立てる事が伝統的な不快を与えるジェスチャーではないが、 ヨーロッパの多くの人々が最善を望んでいることを示すために行う典型的な「指を交差させる」ジェスチャーはベトナムでは非常に失礼に当たります。誤解を招くようなジェスチャーなどは行わないようにしましょう。
人を指で差したり、人の背中や頭を叩いたりしないこと、 特に年上の方へは必ずご注意下さい。 ものを渡す時などは片手または左手ではなく右手または両手で行うように心掛けましょう。
ベトナム人は親切で明るい性格ですが、長い歴史の伝統と勤勉な倫理を非常に誇りに思っています。 一部のベトナム人は状況の背後にある複雑な文化的な事を認識せずに踏み越してしまう外国人に警戒している人もいます。 ベトナムでは、特に言葉がうまく伝わらない場合は笑顔がとても役に立ちます。 簡単な挨拶は(シンチャオ)またはありがとう(カムオン)はあなたの善意が伝わり、 ベトナム人からも笑顔で親切にしてもらえるでしょう。
注意:殆どのベトナム人は飲み会の時、いつも個人ではなくグループで集まって、 コップを持ち上げ盛り上がる。 ベトナム人は「do」(南はyo、北はzo)という言葉を使って乾杯時に掛け声を掛け合います。ベトナムの夜の街で良く耳にするものの1つは、「một、hai、ba、dô!」(1、2、3、飲もう)です。