• ホーチミン

    ホーチミン市の運河の鳥瞰図。撮影:Aaron Joel Santos

エネルギー、イノベーション、交通量の多さ、以前サイゴンとして知られていたホーチミン市は、ベトナムの経済の中心地であり、南部地域の中心です。自由で国際的な都市ホーチミンは、まさにベトナムの過去と未来をダイナミックに表しています。

ホーチミン市で楽しみ方:

ランドマークの数々

ホーチミン市の植民地時代の景観は1区に点在しており、統一会堂は並木が綺麗なレユアン大通りを見下ろし、その先にはノートルダム大聖堂と中央郵便局があります。 ドンコイ通りを歩いていくと、サイゴンオペラハウスとコンチネンタルホテルを通ります。 よりローカルな方面に進むと、ベンタイン市場や福海寺も一見の価値があります。

小さなブティック

1区周辺では、多くの古いアパートやかつてのオフィスビルがショッピングセンターとして再利用され、地元の人はもちろん、観光客にも知られる人気のお店になりました。22のLy Tu Trongや42のNguyen Hueなどの何十年も前の建物は、これらのショッピングモールの良い例です。 ドンコイ通りやその間から入る路地には、隠れ家のようなお店がたくさんあります。

戦争証跡博物館を訪問

戦争証跡博物館は、20世紀のベトナムの激動の時代、戦争の残虐行為や紛争の様子を展示しております。戦争について学ぶためには、必ず訪問すべき場所であり、写真や展示品により当時の様子を深く学ぶことができます。

中華街の散策

チョロンとして知られる中華街には、巨大な市場「ビンタイマーケット」や、海の女神に敬意を払う「ティエンハウパゴダ」があります。 その隣には、カラフルな潮州會館やブルーモスクがあり、様々な文化が混じり合う様子が伺えます。

バイクに乗って

ランドマークを超えると、ホーチミン市は大都市の雰囲気も出てきます。地元の人と同じように、バイクの後ろに乗って通りを駆け抜けると、街の、人の、活力を感じることでしょう。運転できない場合には、バイクツアーを提供するツアー会社も多くあります。夜には、街がとてもロマンチックになり、歩道の屋台もたくさん出てきます。

屋台フードを楽しむ

ホーチミン市の「屋台の食べ物」は、ベトナム各地からそれぞれの地域の名物が集まってきます。 地元の人々は、街中にあるテーブルの周りに集まって、道端でごちそうを楽しんでいます。種類がたくさんありますが、ベトナムのサンドイッチ「バインミー(bánhmì)」、南部風お好み焼き「バインセオ(bánhxèo)」、くだいたお米「ブロークンラインス(cơmtấm)」などをぜひご賞味くださいませ。

ベトナムの芸術を知る

ホーチミン市にある現代美術のギャラリーの多くは小さく、見つけることが難しいかもしれませんが、一見の価値があります。かつてホーチミン市で最も裕福な居住者の1人の邸宅だった「ファインアートミュージアム」を見学してから、他のギャラリーへ向かいましょう。「ギャラリー・クイン」、「ザ・ファクトリー」、「クレイグ・トーマス・ギャラリー」などが有名です。



ホーチミン ご日程

ホーチミン24時間

最初の日は、戦争証跡博物館よりスタートして多くの展示を見学したあとに、壮大な統一会堂に向かいましょう。統一会堂では1時間の無料のツアーに参加し、その後、歴史的なノートルダム大聖堂と中央郵便局近くまで歩いてください。 夕方には、市内に多くあるルーフトップバーでドリンクをお楽しみください。

ホーチミン48時間

朝は、市内で最も有名なベンタイン市場に出かけ、グエンフエストリートに向かって散歩しましょう。 ここには、市の本拠地であるホテルデビレやオペラハウスがあります。 人気のドンコイ通りまでも1ブロックです。 または、ベンタイン市場に戻って、街のアンティークストリートやファインミュージアムを訪れるのもいいでしょう。

ホーチミン72時間

ホーチミン市でのもう1日は、郊外のツアーに参加しましょう。 田舎の生活を味わえる「メコンデルタ」へのツアーや、「クチトンネル」で歴史を学ぶ旅、もしくは6区の「チョロン」という中華街エリアに出かけるのもいいでしょう。 料理教室やスパ施設など、他にもたくさんのアクティビティがあります。

ホーチミン 天候

雨季は5月から11月まで続きますが、ホーチミンは一年を通して温暖でいつでも訪問可能な場所です。 4月と5月は特に暑い傾向がありますが、12月と1月は涼しくなります。 また、旧正月(テト)の時期は、多くのベトナム人が故郷に戻るため、市内は閑散としており旅行にはオススメではありません。

ホーチミン Transport

ホーチミンへは、バス・電車・飛行機など様々な方法で訪問できます。タンソンニャット国際空港は毎日国内外からフライトが到着しており、さまざまなバス会社がプノンペンや国内各地からホーチミンへのシャトルバスを運行しています。 ベトナムの南北鉄道の終点であるホーチミン駅にも、多くの鉄道利用旅行者の姿が見られます。