ベトナムはコロナウイルスが発生して以来、新規の発生を綿密に監視しており、市民と旅行者の安全を確保するための一連の包括的予防策を導入しています。
国防省はコロナウイルスの症例を扱う4つの病院を指定しました。また政府は全国の病院をj早急に支援するために45の医療チームを設置しました。 過去14日間に中国本土を訪れた旅行者は隔離され、感染が確認され、報告されたビンフック省のこの地域は20日間完全に隔離されました。 韓国、イタリア、イラン、中国からの訪問者は、入国時に健康宣言書を提出し、必要に応じて検疫に提出する必要があります。 ベトナムはこれまでのところコロナウイルスの感染は完全に回復しており、コロナウイルスによる死亡者はなく、ほとんどの観光地は影響を受けておりません。
もしベトナムの旅行者で、コロナウイルスの症状(発熱、咳、呼吸困難)の疑いがある方は、すぐにベトナムの健康ホットライン(+84 19003228)に必ず連絡を入れて下さい。
ベトナムに旅行する前に、旅行の保険を必ず購入してください。出国する2ヶ月前に、医師や旅行代理店に相談して、ベトナムの健康リスクに関する最新情報を入手し、必要な予防接種を受けてください。
妊娠中の女性は、医師に相談する必要があります。抗マラリア薬や下痢治療剤の多くは妊娠中にの身体には安全ではありません。
特別な注意が必要な病気やアレルギーがある場合は、病状と治療方について書かれた医師からのメモを携帯してください。また、医療キットとして以下を用意することをおすすめします。
ベトナムでは一部の薬は見つけるのが難しい場合があります。必要な処方薬を十分に用意して旅行するようにしてください。
ハノイ、ダナン、ホーチミンなどの主要都市には、英語を話すスタッフがいる国営および私立の病院が数多くあります。ほとんどのベトナムの都市には小さな薬局がありますが、農村部では最寄りの薬局や病院から遠く離れている場合があります。
大気汚染物質は、喘息やアレルギー症状を悪化させる可能性があります。症状には、喉がひりひりする、鼻づまりなどがあります。呼吸器疾患のある人は、都心部を旅行する際はマスクをするか、可能であれば大気汚染の少ない田舎で過ごすことを計画してください。
蚊を媒介する疾患
農村部の高地では、マラリアにかかるリスクが高まります。ベトナムの遠隔地に旅行する場合は、抗マラリア薬の服用を検討してください。また、デング熱は東南アジアでますます問題になり、ホーチミン市を含むメコンデルタで主に発生しています。ワクチンが利用できない場合、最善の予防策は日の出と日の入りの時間に虫除けスプレーを使用することです。
ベトナムは一年中高温多湿な気候です。太陽の日差しがかなり強いこともあります。日中は日焼け止めを使用するのが最善です。特にビーチ沿いでは、こまめに塗り直すなどして日焼けには十分に注意してください。また、頭痛やイライラなどの症状が現れる脱水症にも気を付けてください。多量の水を飲んで予防するように努めましょう。さらに、日光に当たり過ぎた際に熱射病にかかる可能性もあります。病院での治療が必要になる場合がありますので、体力が低下し、めまいや吐き気がして、体温が41°Cを超える場合は、すぐに医療機関に連絡してください。
旅行者の下痢は、新興国では注意すべき事項です。水分補給の際は必ずペットボトル飲料水を飲み、農村部では氷も口にしないようにしましょう。バクテリアの感染を防ぐために、顧客の回転率が早いレストランや、調理したばかりの料理を出してくれるレストランを選んでください。基本的にはベトナムの屋台の食べ物は非常に安全ですが、すすめられた物を口にするのではなく、常に自分自身で判断してください。胃の不調や下痢が発生した場合は、水分や塩分補給塩を補給してください。良くならない場合は医師の診察を受けてください。
ノミ、ナンキンムシ、シラミは、ホステルや共有ドミトリー、更にはホテルに滞在する際にもトラブルになることがあります。これらに噛まれてしまった場合は、最寄りの病院で診察を受けてください。また、野生動物やペットと接触する場合、狂犬病に注意してください。ハロン湾を観光する際には、カットバ島の猿には近付かないでください。ジャングルをトレッキングする時は、草の中に潜むダニ、ヒル、毒ヘビに注意してください。噛まれたらすぐに医療援助を求めてください。
特に女性は、ホーチミン市を歩いている時にバッグや財布をしっかり握っておくよう注意する必要があります。オートバイに乗る時は、バッグをシートカバーの中に入れるか、前のフックに引っ掛けましょう。肩の掛けたり、前カゴに入れているバッグは簡単にひったくられてしまいます。
特に女性は、ホーチミン市を歩いている時にバッグや財布をしっかり握っておくよう注意する必要があります。オートバイに乗る時は、バッグをシートカバーの中に入れるか、前のフックに引っ掛けましょう。肩の掛けたり、前カゴに入れているバッグは簡単にひったくられてしまいます。
ホテルやゲストハウスに滞在する時は、部屋を出る前に貴重品を金庫に入れるか、カバンに入れて鍵を掛けてください。貴重品には必ず注意し、バッグに注意を払い、農村部では大量の現金や高価なものを持たないことをおすすめします。
残念ながら、盗難の被害に遭った場合、盗まれた物が見つかることはほとんどありません。
ベトナムのタクシーでは、メーターに細工がされていて料金が急速に上がったり、通貨の単位が分かりにくいため金額をごまかされたり、高額な固定価格を請求されたりすることがあります。信頼できるタクシー会社は、Mai Linh(マイリン)とVinasun(ビナサン)です。どちらのタクシー会社も新しい車両と細工のできないメーターを備えており、ほとんどのベトナムの町や都市で走っています。ベトナムの国際空港でも見つけることができます。
ベトナムは観光サービスを絶えず改善していますが、ルールを軽視するエージェントやオペレーターが未だにいます。ハロン湾のクルーズを予約する時は、評判の良い会社で予約をしてください。ベトナム周辺のツアーについては、小さな旅行代理店ではなく、有名な旅行代理店で予約してください。
ベトナムは一般的に旅行するのに安全な国であり、女性旅行者も歓迎されるでしょう。ベトナム人はまだかなり保守的であるため、肌の露出の少ない服を着て地元の雰囲気に合わせるのが無難です。一人でいる女性旅行者は、なぜ一人で旅行しているのかを聞かれることがありますが、だいたいの場合は危険性はなく、好奇心から聞いています。ベトナムでは女性に対する犯罪は稀です。しかしながら、夜遅い時間帯は一人では出歩かず、帰りが遅くなる場合はタクシーに乗るのが賢明です。